「坐禅会」(9/2)
2L入りペットボトル、計7本(麦茶4本、DA・KA・RA 3本)。
これは、私がこの7,8月、自分の体内に流し込んだ水量である。
普段あまり水分をとらない私だから、これは超異常なことだ。
それほど、この夏が暑かったということである。
9月に入り、今日から坐禅会が再開された。
高齢の方が多いので、この夏、無事に過ごされたであろうか、
少し心配したが、杞憂であった。
胃を全摘された方、
膝関節症で脚をひきずっておられる方、
心臓に病を抱えておられる方、
みんな体のどこかに、
一つや二つ、不如意なところをお持ちだ。
しかも皆さん、遠方からの参禅である。
禅塾近辺の人は、皆無に近い。
高齢になると、2時間近くも費やして、
目的地に着こうとするには、
それだけで、すでにかなり体力を消耗する。
そう考えただけでも、
偉いなぁと思い、貴く、頭がさがる。
一体、何が老人方をして
こうも熱心に禅塾に通わせるのであろうか。
理由をお聞きすれば、多種多様であろう。
けれども、詰まるところ、それは人々具有の、
「菩提心(真実心)」が、その人を突き動かしているのである。
こんなことを思っていたら、今日も、
禅堂からパンパンと、警策の小気味よい音が聞こえてきた。