いのちなりけり(1/31)
乙女椿(長岡禅塾)
1/24のつづき。
2通目は、かつて花園大で私の講義を受講していた
I.T.さんから。
その彼女から、昨年久方ぶりに年賀状をもらった。
賀状は、見慣れないパンフレットといっしょに封筒に入れられて届いた。
それによれば、彼女は2014年、33歳のときに胃癌宣告をうけ、
手術で胃の3分の2を摘出したとあり、私をびっくりさせた。
彼女は健康優良女子そのもの、のように見えたから。
彼女は、大学を出てから間もなく結婚して、第一子を出産。
その間、出身高校で宗教担当の教諭として働いていたので、
授業内容などについて、話し合ったりしたことがあった。
それからしばらく音信が途絶えた。
後から分かったことだが、その間、彼女は病と闘っていたのだった。
寒紅梅(長岡公園)
今年も彼女から年賀状がとどいた。
病気の方は現在、経過観察中とのことだ。
幸い元気なようで、一安心した。
以下は、同封されていた「いのちだいじニストの書2」からの引用である。
「当時のことや日々感じたことを
1年前からブログで発信しはじめたら
現在、約120,000アクセスです(2018.4)
「ただ書くのではなく、ブログ読者の参考になるよう書いています。
「自分の中では胃がんになるという体験は最悪の出来事でした。
しかし、それを誰かの役に立てられるのなら、あの辛かった日々が
「ちゃんと意味があったんだ」と思えるようになりました。(後略)」
ブログ「胃がん克服ママいずみのガン体験記と命の話」
http://inochidaiji.hatenablog.com/