西洋絵画を堪能する(6/3)
シャガール「農民の生活」(大塚国際美術館)
5月の30日~31日、徳島県鳴門市の
大塚国際美術館に行ってきました。
大塚国際美術館は、
大塚グループが1998年に、
創立75周年記念事業として設立した、
日本最大級の常設スペースをもつ「陶板名画美術館」です。
館内には、
世界の美術館が所蔵する
西洋の名画1,000余点が
オリジナル作品と同じ大きさで
陶板で複製してあります。
建物は地下5階・地上3階で、
地下3階から上階に向って順に、
古代・中世・ルネサンス・バロック・近代・現代、
と、西洋美術の変遷が美術史的に理会できるように、
作品が展示されています。
とにかく会場が広く、作品の数も多いので
一日かけても全部を見て回るのは、とても難しいです。
ですから、初めての場合は、まず自分の見たい作品を決めておいて、
ピンポイント方式で見て回るのが賢明だと思いました。
水面に浮かぶ色とりどりの睡蓮(モネの「大睡蓮」前)(大塚国際美術館)
ところで、この美術館を設立した大塚グループですが、
1921(大正12)年、初代大塚武三郎が
大塚製薬を創業したのが始まりで、
その後、大塚食品など系列会社を次々に立ち上げ、財をなしました。
その財を使って自分の地元鳴門に造ったのが大塚国際美術館です。
この辺りの話は長岡禅塾を造った岩井勝次郎を思い出させます。
美術館に行ったついでに、折角ですので、鳴門の渦潮も見てきました。
鳴門の渦潮。