外国人卒塾生からの来信(6/20)

 

しもつけ(禅堂庭)

 

最近、たて続けに二人の外国人卒塾生から連絡をもらった。

一人はメキシコのマルコス・モンロイ君、

もう一人は、イギリスはロンドン在住の鄧琰(とう・えん)さん。

 

マルコス君は京都の日本語学校に通いながら、

平成27年4月から半年ばかり在塾していた。

以前からメキシコで坐禅はしていたようで、

ほとんど問題なく禅塾の生活に溶け込んでいったように記憶している。

 

性格温厚で、好感のもてる好青年だった。

本当は、もう少し長く禅塾にいるつもりだったが、

急な家庭の事情で帰国が早まってしまった。

 

そのマルコス君から今回、

今年の12月の臘八大接心に参加したいという申し出があった。

はるばるメキシコから大接心に駆けつけてくれるというのは、

こちらとしても大歓迎で、大変喜ばしいことである。

 

もう一人の鄧さんは、

正確に言うと、卒塾生とは言えないけれども、

当時、大阪大学に在籍していた妹さんが、

平成5年から7年にかけて禅塾にいた関係で、

本人も禅塾によく出入りしていて、

私もよく知っている間柄である。

 

彼女はその後、イギリス人と結婚して、

今は二人の子の母親となっている。

今度、日本に行くついでに、その子たち(18歳と11歳)に、

禅塾の生活を是非体験させたいのだと言う。

 

鄧さんがそのように考えていることは実にすばらしいことだ。

何とか便宜をはかってあげたい、と考えている。

 

マルコス君にしろ、鄧さんにしろ、

外国人が禅塾のことを、

人間形成のための優れた道場として記憶してくれていることは、

私をたいそう喜ばせるのである。

 

願わくは、日本においても、そうあってほしいものだ。

日本の若者は今、

自国のよいものを見失ってしまっているような気がしてならない。

 

クジャク草(禅塾の檜木林の土手)

* 花に詳しい方

画像の2種の花の名が合っているかどうか

(特に下の方)教えてください。

コメントしてくださいましたら幸いです。