森本省念老師の報恩碑建立(令和2年2月5日)

 

森本老師 報恩碑正面

 

このたび長岡禅塾第二世森本省念老師に対する報恩の碑が、

会下の長岡禅塾同参会の皆さんの手によって、

禅塾内の一角に建立されました。

場所は、現在、玄秘塔の立っているところです。

 

森本老師の方から言えば、

余計な事をしたことになるかもしれませんが、

老師にお世話になられた同参会の皆さんの側に立ってみれば、

何としても森本老師に対して報恩の気持ちを表しておきたいということで、

これはこれで人情として諒とすべきであろうと思います。

 

実は先師浅井義宣老師も最晩年に、

鈴木大拙居士の記念館(石川県)を引き合いに出しながら、

何らかの形で森本老師を顕彰したいと熱望されていましたが、

残念ながらそれを果たすことなく遷化されてしまいました。

 

そんなわけで、

今回の報恩碑建立は

長岡禅塾にとっても有難いことであり、

末永くお守りをさせていただきたいと考えています。

 

森本老師 報恩碑全景

 

*森本省念老師の略歴:1889(明治22)~1984(昭和59)年。大阪市に生まれる。

北野中学(現、高校)卒業後、三高を経て、京都大学哲学科に入学。

京大では西田幾多郎に師事する。

大学卒業後、定職には就かず、居士として相国寺の橋本独山老師(後に山崎大耕老師)に参禅を開始。

1933年(44歳)、相国寺専門道場に掛搭。

1945年(56歳)、正眼寺の梶浦逸外老師に通参。

1950年(61歳)、長岡禅塾塾長に就任。

1984年(94歳)、老衰のため遷化。