長崎県立大学生のショートステイ感想文より
(令和4年10月22日)
この夏休みを利用して長崎県立大の学生5名がそれぞれ約2週間のショートステイを経験しました。
以下にその感想の主な内容を列挙しておきます。
・ショートステイが始まるまで不安でしたが、2週間が短いと感じるほど多くの学びがあり、禅塾でしかできないことを体験することができました。
・禅塾での生活を通して、自分と向き合うことはとても尊く苦しい事だが、そこに大きな価値を感じることができました。
・「足るを知る」ということを教えていただき、外の世界に幸せを求めるのでなく、自らの今持っているものに幸せを感じることに気づかされました。
・充実した2週間の生活を通して、これまでの自分の視点や考え方が変わりました。私はもっと人のために生きなければならないと思うようになりました。また是非、長岡禅塾に修行に行きます。
・今やっていることと向き合い一つになることが禅だという言葉を聞き、掃除や食事などに集中することで自然と手が動くようになりました。
・「無分別」という考え方を教えていただき、どんな人や事柄にも先入観を捨てて、思い遣りをもって行動したいと思えるようになりました。今回の経験は自分自身に向き合い、物事への態度・姿勢を顧みる良い機会だったと思います。
・禅では何事にも一所懸命であることを教えます。そのかぎり失敗を恐れる必要はないのです。恐れるべきことは一所懸命でないことなのです。そのように教えていただき、とても軽い気持ちになり、私は失敗を恐れないようになりました。
・禅塾にいちばん早く到着したということでリーダーをまかされました。その仕事をこなせたとは思いませんが、やりきったと思います。これから社会人になりますが、学生のうちにこのような経験ができてよかったです。
ショートステイの風景
坐禅①
坐禅②
読経(どきょう)
警策巡回(けいさくじゅんかい)
打板(だはん)
茶礼(されい)