気の充実(令和6年7月20日)
梅雨の晴れ間(長岡禅塾)
大接心をしていると、参加している塾生たちの「気」が
日に日に充実してくるのがよく分かって頼もしい。
人体はいわば気球のようなもので、
丹田呼吸を繰り返しているうちに
「気」が体内に充満して「気」力が充実してくるのである。
その証拠にそれまで弱弱しかった塾生たちの声も
腹部(丹田)から押し出されて太く力強くなってくる。
このように身心が活き活きとしてくるのである。
それだけではない。
「気」力が充実すると外の景色が違って見えることさえあるのである。
ところが接心が終って「気」を抜くと、
またもとのように「気」力のない生活に戻ってしまうのは残念なことである。
そうならないように日々、坐禅して丹田呼吸をつづけることが大切である。