禅と文化
大雲好日日記-186 「布施について」
布施について(令和4年8月10日) ノウゼンカズラ(禅塾近辺) 布施というと、 すぐにお金のことと結びつけて考えられがちですが、 布施は本来、献金に限られたことではありません。 …
大雲好日日記-182 「独甫和尚の歌」
独甫和尚の歌(令和4年7月6日) クチナシの花(長岡禅塾) 独甫和尚とは 広島県三原市の禅寺で住職をしていた岡田独甫(どくほ)のことである。 和尚は短歌を愛好し、 その歌はしばし …
大雲好日日記-181 「実朝(その四)」
実朝(その四)(令和4年6月29日) アジサイ(長岡禅塾) 「鎌倉は恐ろしいところですね!」 これは頼朝のことが話し合われた歴史家たちのある集まりで、 ひとりの研究者が冗談混じり …
大雲好日日記-180 「実朝(その三)」
実朝(その三)(令和4年6月22日) 沙羅双樹の花(禅塾近辺) わたしの書棚になぜか小林秀雄の評論が数冊ならんでいる。 それでプーチンのウクライナ侵攻で世界中が大騒ぎになっている折から、 ロシ …
大雲好日日記-179 「実朝(その二)」
実朝(その二)(令和4年6月15日) アジサイ(長岡禅塾近辺) 実朝に関して次に手にしたのは、 中野孝次の『実朝考』(講談社文芸文庫)である。 『清貧の思想』の著者として、 その …
大雲好日日記-178 「実朝(その一)」
実朝(その一)(令和4年6月8日) 人間失格(太宰治) 源実朝(頼朝の次男)のことが気になりだしたのは、 正岡子規を通してであった。 子規はその歌論の中で、実朝を「第一流の歌人」 …
大雲好日日記-169 「無為ということについて」
無為ということについて(令和4年4月6日) 長岡禅塾近辺の桜 近々ある集まりで、禅塾の創建者である岩井勝次郎について 話をすることになっています。 そこで翁の法名、最勝院大徹無為居士に因んで、 …
大雲好日日記-167 「仏教と生活 鈴木正三の仏法」
2022年3月23日 大雲好日日記禅と文化禅と浄土真宗禅僧列伝
仏教と生活 鈴木正三の仏法(令和4年3月23日) ツバキ(長岡禅塾) 仏教なき生活は盲目であり、 生活なき仏教は空虚である。 仏教のない生活は迷いの生活です、それゆえに盲目です。 …
大雲好日日記-157 「寅年にちなんで」
寅年にちなんで(令和4年1月5日) 「虎嘯風生」(北野大雲老師) 今年は寅年ということで 「虎嘯風生」の文字を揮毫してみました。 この言葉は本来、 「龍吟雲起 虎嘯風生」のように …
大雲好日日記-152 「心にしみる良寛の歌」
心にしみる良寛の歌 (令和3年11月24日) 山茶花(長岡禅塾) 〇草枕 夜毎にかはる やどりにも 結ぶはおなじ 古里のゆめ *良寛、全国行脚の折りの歌、望郷の念しきりなり。 〇 …