禅と文化
大雲好日日記-70 「ボーッと生きてんじゃねーよ」
「ボーっと生きてんじゃねーよ」(11/21) コレはNHK番組「チコちゃんに叱られる」でお馴染みの、 チコちゃんの決めぜりふですね。 ご存じだと思いますけど、その番組では、 身近 …
大雲好日日記-66 「高橋新吉の詩『留守』について」
高橋新吉の詩「留守」について(10/24) 隠寮裏庭に咲いた白萩の花 「白萩のさゆらぐ庭の雨の寺 ひとつ雫は糸ひきて落つ」安立文子 留守と言え ここには誰も居らぬと言え 五億年経 …
大雲好日日記-60 「所さん!大変ですよ」
「所さん!大変ですよ」(9/19) 木槿(ムクゲ)の花(禅塾の庭) 私は毎朝、参禅を聞き終ると、外掃除に出る。 いつも大体、5時50分頃である。 寒い冬が終わり、桜の花が咲き始め …
大雲好日日記-58 「禅の絵本づくり」
禅の絵本づくり(9/5) 禅堂での茶礼風景(『雲水日記』禅文化研究所より) 『雲水日記』(画・文/佐藤義英 禅文化研究所) 先月(8/14)、最勝会ヤング交流会のメンバー4名が、 私に相談があ …
大雲好日日記-54 「蝉しぐれ」
蝉しぐれ(8/8) この頃、禅塾の朝は蝉しぐれで始まる。 その声は、隠寮でならす鈴の音をかき消してしまい、 鈴の音を合図に隠寮に入室する参禅者に届かないほどである。 だから、参禅者はよく耳をすまして待機して …
大雲好日日記-50 「漱石と禅」
漱石と禅(7/11) 漱石胸像(漱石公園入り口) 「漱石年譜」に、 漱石が「鎌倉円覚寺塔頭帰源院に入り釈宗演と知り、 釈宗演の下に参禅」したことが記されている。 明治26年(漱石27歳)のこと …