禅僧列伝
大雲好日日記-208 「臨済と睦州 日常禅(その四)」
臨済と睦州 日常禅(その四)(令和5年2月15日) 庭園の雪景色(長岡禅塾) 臨済が日常の何気ない行為こそが禅なのだと気づくに際して、 同じ道場の首座が果たした役割を見逃すことはできません。 …
大雲好日日記-206 「仏法、多子なし 日常禅(その三)」
仏法、多子なし 日常禅(その三)(令和5年2月1日) 節分の幟(長岡天満宮) 日常禅を宣揚したのは臨済でした。 臨済は法系上、馬祖の曾孫にあたります。 師である黄檗のもとをいった …
大雲好日日記-201 「新年の仏法 日常禅(その一)」
新年の仏法 日常禅(その一)(令和5年1月4日) 正月の仏壇(長岡禅塾) 新年の仏法といっても、 何か特別な仏法があるわけではない。 例年のごとく、 人に会えば「明 …
大雲好日日記-182 「独甫和尚の歌」
独甫和尚の歌(令和4年7月6日) クチナシの花(長岡禅塾) 独甫和尚とは 広島県三原市の禅寺で住職をしていた岡田独甫(どくほ)のことである。 和尚は短歌を愛好し、 その歌はしばし …
大雲好日日記-171 「黙雷禅話」
黙雷禅話(令和4年4月20日) 「牡丹が咲き始めました」(長岡禅塾) 〇水は夜も寝ずに流れる。水の流れるごとく学問をするならば早くできる。何の仕事でもそのようでるなら速成する。坐禅もまたしかり …
大雲好日日記-168 「鉄舟居士と江戸開城」
鉄舟居士と江戸開城(令和4年3月30日) 柳の芽吹き(長岡禅塾近辺) 3月20日(晴れのち曇り)、禅塾の林に鴬の初音を聞く。 さて、鈴木正三が関ヶ原の戦いに参戦した三河の武士であ …
大雲好日日記-167 「仏教と生活 鈴木正三の仏法」
2022年3月23日 大雲好日日記禅と文化禅と浄土真宗禅僧列伝
仏教と生活 鈴木正三の仏法(令和4年3月23日) ツバキ(長岡禅塾) 仏教なき生活は盲目であり、 生活なき仏教は空虚である。 仏教のない生活は迷いの生活です、それゆえに盲目です。 …
大雲好日日記-166 「鈴木正三の禅 禅と念仏(8)」
鈴木正三の禅 禅と念仏(8)(令和4年3月16日) 蝋梅(長岡禅塾) 鈴木正三(しょうさん)(1579-1655)は三河の武士の子として生をうけ、 自らも徳川方として関ヶ原の合戦や大坂冬の陣、 …
大雲好日日記-163 「性と仏教」
性と仏教(令和4年2月23日) スイセン(禅塾近辺) 大乗仏教の経典にひとつに『理趣経』があります。 『般若心経』と同じく般若部の経典に区分されていて、 真言宗の寺院では日常的に読誦されている …