「長岡禅塾 わが心のふるさと ~ アツくアツく 自分を見つめなおせることができる場所」 種田成昭
アメリカ留学をしていた際、海外の友人に言われた。
「日本ってどんな国??」「どんな文化があるの??」「日本を紹介してよ!」・・・答えられなかった自分がいた。
自分の恩師に帰ってきてすぐ聞かれた。
「アメリカで学んだことは何ですか?」
すぐに答えた
「自分が日本のことを全然知らないことを学びました」
恩師はにこっと笑って「そうか!」と言って、長岡禅塾を紹介してくれた。
僕と長岡禅塾との出会いはこのようなカタチで始まりました。
最初は「部屋がない」と断られましたが、なんとか無理やり居座らせて頂き禅塾生としては1年少し・・・
いまとなっては長いお付き合いになりましたが、本当に濃厚な1年間を過ごさせて頂きました。
学生時代から既に会社経営をしていた私にとって長岡禅塾とは「腰を据えて自分と真正面からぶつかる場所」でした。
全ての行動は意味があって、意味がない
他人は自分、だから机をたたくと痛い・・・
こんなこと、忙しい日常では到底考えませんし、教えてもらえません。
これを日常生活で参禅しながらどしっと腰を据えて考える。
ふっとしたとき、それもなんてことないときに「ああ!あれはそうだったのか!」と自分なりに気づく瞬間がある。
そうすると見える景色が変わってくる。
世界が違って見える。
その経験が自分自身にとって、いまもいい経験、生きた学びになっています。
自分自身と真剣に対話ができるところ、そこが長岡禅塾だと思います。
同じ釜の飯を食った友や、心から尊敬できる老師と一緒に過ごした日々は自分のなかで一生の宝物になっています。
「こんな経験、いましかできない」
それを探している方、ぜひ長岡禅塾の門をたたいてください。
最高の経験が皆さんを待っていることでしょう。
(同志社大学卒 平成22年3月~平成23年2月在塾)