私の本棚(2022年初頭)(令和4年1月19日)
私の本棚(2022年初頭)
書は人をあらわすと昔から言いますが、
本棚もその人の趣味・関心事・教養といった文化面での
人柄を示しているように思います。
それでわたしは人の本棚をみさせていただくのが好きです。
とくに何か物を書くことを仕事にしているような人の本棚は、
その人の舞台裏をのぞかせていただくようで、
すこしわくわくもします。
禅徒には「法門無量誓願学」という願があります。
それでわたしも多少は普通のひとよりも本を多く読みます。
今わたしの机横の本棚を見てみますと、
今年これから読んでゆく予定の本がずらっと並んでいます。
それを列挙してみます。
・『柴山老師遺芳録』
・『山岡鉄舟の一生』
・『(鈴木)正三』(日本の禅語録14)
・『鈴木正三の禅』
・『禅思想史講義』(小川 隆)
・『西田幾多郎と仏教』
・『禅と浄土』(古田紹欽)
・『法然』(日本の名著)
・「法然上人と念仏称名」(大拙『日本的霊性』)
・「禅の諸問題」(『鈴木大拙全集』第18巻)
・『七里和上言行録(上・下)』
・『貞慶『愚迷発心集』を読む』
大体、禅関係の本が主ですが、
去年に引きつづき「禅と念仏」をテーマにした本が多く
含まれています。
それらがわたしの今年計画している修学の舞台裏になります。